Endoscopy room
当クリニックでは最新の内視鏡システムを使った診断を行います。
内視鏡検査の最大の目的は「早期がんの発見」と言えます。がんの増殖には、血管からの栄養補給を必要とするため、病変の近くの粘膜には、多くの血管が集まりやすくなると考えられています。そこで、粘膜内の血管などをより鮮明に観察しやすくするために、血液中のヘモグロビンが吸収しやすい特殊な光を照らし画面に表示するのが、狭帯域光観察(NBI)です。
狭帯域光観察では、毛細血管の集まりやそのパターンなどが鮮明に表示され、通常光による観察では見えにくかったがんなどの早期病変の観察において有用性が期待されています。またこれまでは、血管や粘膜の詳細な観察のためには色素による染色を行わなければならないこともありましたが、狭帯域光観察を行うことによって、患者様・受診者様の身体的な負担が軽減されることが期待されます。
その他、正常組織と病変組織における自家蛍光の強さを色の違いで表示する蛍光観察や、粘膜の深いところにある血管や血流情報を強調表示する赤外光観察などがあります。
NBI(狭帯域光観察)では、粘膜表層の毛細血管が強調されて表示されます。 |
Computed Tomography
日立製Supria(高速16列マルチスライスCT)を導入しました。従来のCTに比べ撮影時間が大幅に短縮でき、受診者様の負担を低減できるようになりました。
mammography
FPD搭載型乳房撮影装置 AMULET Innovality(富士フィルムメディカル)を導入しました。従来処理に比べて高画質で低線量(約30%線量ダウン)の検査を実現できるようになりました。また、装置は受診者様の負担をできるだけ少なくするような構造になっており、快適に検査を受けていただけます。
当クリニックでは全て女性技師が担当しています。
Degital x-ray (stmach)
デジタルX線TVシステムRaffine-i(キヤノンメディカルシステムズ)を導入しました。磨き抜かれた技術と画像処理技術が高度に融合した高性能FPDが高画質と低被ばくの両立を実現しています。また、装置は受診者様の負担をできるだけ少なくするような構造(肩当て、手摺りなど)になっており、安全に安心して検査を受けていただけます。
Degital x-ray (chest)
デジタル撮影による胸部レントゲン撮影を行います。
Ultrasound diagnostic
一般的に悪性腫瘍は正常組織に比べ硬いと言われています。エラストグラフィでは、通常の白黒画像では分からない組織などの硬さを色で表示することで乳房内の腫瘤の良性、悪性の判別に役立てることができます。